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【これまでのあらすじ】 |
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ほら第一回目の依頼人だよ。 |
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まあたしかにまったく印象に残ってないな。 | ||
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知らないよそんなこと。 |
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いや、だから ヴィルヘルム・ゴッツライヒ・ ジギスモント・フォン・オルムシュタイン ボヘミア国皇太子が失踪してるんだ。 平和どころじゃないだろう。 |
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だから、ヴィルヘルム・ゴッツライヒ・ ジギスモント・フォン・オルムシュタイン ボヘミア国皇太子。 |
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おいっ! |
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一年近くかかってようやく 事件らしいところにたどり着いたんだから ちゃんと解決しようとする姿勢を見せろやっ! |
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ホームズさんっ! | ||
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なんてことをおっしゃるんですかっ! |
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それ以上のことは言ってたじゃ ないか。 |
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こうしている間にも 彼が…あの方がどんな目に あっているかと思うと… 。 私…私… |
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涙…。 | ||
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ホ、ホームズさん、 あなたは探偵じゃないんですか? 人を救うのが仕事じゃないですか! |
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そのあなたが、彼を… ヴィルヘルム殿下を、 救おうともしないなんて… そんなあなたは…探偵失格ですっ! |
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そんな、探偵失格のホームズさんなんて、 私、見たくありませんっ! |
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まあもとから探偵合格どころか 人間合格も危ういがなあ。 |
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では…では、 ヴィルヘルム殿下を、救い出すことに、 協力していただけるんですね。 |
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ああ… ありがとうございますっ、 ホームズさんっ! |
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それじゃ、証人になりうるような方々に |
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このホテルの一室にすでに集まって |
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完全に手のひらの上で もてあそばれてるな、ホームズ。 |
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やっぱり果てしなく人間失格だな、 君は。 |
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みなさん、こちらの方が 大英帝国の高名な探偵であらせられる シャーロック・ホームズさんです。 |
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あら、そうですの |
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こちらの方はゼークト伯爵夫人ですわ。 |
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あら、事件のことをお聞きに来られたのでは |
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もちろん、皇太子殿下ですわ。 昨日急に殿下からお召しがあったのですわ。 |
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もちろんですわ。 |
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まあ、あなたが あの高名な探偵の シャーロック・ホームズさん? |
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こちらはガベルスベルガー嬢、 |
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わたくしも大英帝国の |
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シュテンハイム嬢ですわ。
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まったくもって
そのとおりですわ! |
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オットマン少尉ですわ。 |
なんとヴィルヘルム・ゴッツライヒ・
ジギスモント・フォン・オルムシュタイン
ボヘミア国皇太子が!
はたしてヴィルヘルム・ゴッツライヒ・
ジギスモント・フォン・オルムシュタイン
ボヘミア国皇太子失踪の犯人は!?
つづく!前回、前々回と同じ!