ふたご1

「優勝おめでとうございまーす!大育情報ビジネス専門学校
二年生の平良翔子さん!全国簿記電卓競技大会感動のV! 」

ふたご2 「見ず知らずの人のために道頓堀ダイブとかせんように。」

ふたご1

「宮城県鳴瀬町の里浜貝塚で縄文土器などを盗掘した男が
書類送検されたそうです。 」

ふたご2 「盗掘ですか。」

ふたご1

「と言うかこの男は考古学マニアで、『発掘がしてみたかった』と
いうことなのだそうです。 」

ふたご2 「発掘ですか。」

ふたご1 「時代はですねゲリラの時代なのですよ。」

ふたご2

「なんですかいきなり。」

ふたご1 「国家間の戦争が多く行なわれる時代ではなく、正規の交戦団体に
属さないテロリズムのグループが行なう、テロによる『戦争』が大きな
問題になってきたように。 」

ふたご2 「えらい重たい話ですね。」

ふたご1

「はたまたいわゆるマスメディアの報道以外にインターネットで
交わされる情報が大きな影響力を持つようになってきたように。 」

ふたご2 「2ちゃんねるとかですね。」

ふたご1

「正規の学術団体が行なう発掘以外にも非公認の考古学者が
発掘を行うというような時代になってきたわけですよ。 」

ふたご2 「なんだかよくわかりませんが。」

ふたご1 「つまり既成の権威団体だけでなくアマチュアが力を持ち、
その力を行使するということになってきたわけです。
これを楽市楽座と言います。 」

ふたご2 「下克上のほうがいいんじゃないですか。」

ふたご1

「どっちみちこれはいわゆる戦国時代ということなのです。」

ふたご2 「そんなもんですか。」

ふたご1

「自称織田信長の人は今こそ考古学会に殴り込みをかければ
全国統一も夢ではないわけです。 」

ふたご2

「全国統一って。」

ふたご1 「誰も考え付かなかった方法で誰も考え付かないところを
発掘しまくるという戦術で考古学界全国統一ですよ。」

ふたご2 「まあ口で言うのは簡単ですが発掘と言ってもただ掘ればいいと
いうわけじゃないでしょう。 」

ふたご1 「かつて日本最強とうたわれた山梨県埋蔵文化財センターの
騎馬発掘隊もけちらし、 」

ふたご2 「騎馬で発掘できんでしょう。」

ふたご1 「奈良県立橿原考古学研究所の茶粥発掘忍群も鎧袖一触。」

ふたご2 「ますます意味がわからないですが茶粥発掘。 」

ふたご1

「実は私ちょっとうまい発掘法のアイデアがあるのですが
一口乗りませんか。」

ふたご2 「いやです。」

ふたご1

「ちょっとカステラを20kgほど用意していただくだけでいいんですが。」

ふたご2 「長崎県埋蔵文化財センターのカステラ発掘法ですか。」

ふたご1 「!なぜそれを! 」

ふたご2

「あるんかいっ!」

ふたご1 「豊フーズ産業がおからを粉砕してペースト状にするおから粉砕機を
発売するそうですよ。 」

ふたご2

「おから粉砕ですか。」

ふたご1

「豆腐や豆乳はみんなよく食べますが、おからはあまり食べませんね。
安くて栄養がたっぷりなのですが。 」

ふたご2 「どうも食べにくいと言うか。」

ふたご1

「まあ水分などがあらかた抜かれてしまったおからはぱさぱさするので
利用されにくいのですね。料理のバリエーションも少ないですし。
そこでおから粉砕機ですよ。 」

ふたご2 「おから粉砕ですね。」

ふたご1 「おからを加工しやすいものにすれば今までパンやお菓子にしか
使えなかったおからをあらゆるものに仕えるようになるわけですよ。 」

ふたご2

「ほうなるほど。」

ふたご1 「ご家庭で簡単につかえるようにチューブに入ったねりおから。 」

ふたご2 「どうやって使うんですか。」

ふたご1

「まあ、冷奴の上にのせたりとか…。」

ふたご2

「最初から大豆食ったほうがいいと思いますが。
ひょっとして具体的な使い方思いつかないんじゃないですか。 」

ふたご1 「そんなことはありませんよ。何のためのハウス特選ねりおからだと
思ってるんですか。 」

ふたご2 「じゃあなんですか。」

ふたご1

「まあ、湯豆腐につけて食べたりとか…。 」

ふたご2 「粉砕される前のおからのようにぱさぱさな答えですね。」

9月19日、ヤマト、レトロなデザインの「当たり矢のり」を発売どっかーん

 

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