ふたご1 |
「女心と矢沢心としましまんず池山心と秋の空ですよ。」 |
ふたご2 | 「はさみさえしなければ普通のことわざだったんですが。」 |
ふたご1 |
「タイのタクシン首相がバンコクの高校で模範授業を |
ふたご2 | 「模範授業ですか。」 |
ふたご1 |
「常々タイ人の学力低下に頭を痛めていたタクシン首相。 |
ふたご2 | 「タイにもあるんですかしおり。」 |
ふたご1 | 「とにかくこんなことではいけない。昔のタイ人は ブリタニカ国際大百科事典全32巻や源氏物語54帖や 山岡壮八徳川家康全26巻などを一日で読破したものだ。 」 |
ふたご2 |
「そんな人類いたらお目にかかりたいですが。」 |
ふたご1 | 「タイ人に学ぶことの大切さ、学ぶ楽しさ、そして中西学を伝えたいと、 タクシン首相は思ったわけです。 」 |
ふたご2 | 「誰だ中西学。」 |
ふたご1 |
「そこでタクシン首相は首相の仮面を脱ぎ捨て、教師の素顔を |
ふたご2 | 「どんな授業だったんでしょうか。」 |
ふたご1 |
「もちろんタクシン首相、いやさタクシン教諭の模範授業は |
ふたご2 | 「学ぶが入ってませんが。」 |
ふたご1 | 「まず、すべての生徒がタクシン教諭の一言一句を 聞きもらすまいとするほどの集中力を持たせる情熱あふれる 語り口。 」 |
ふたご2 | 「でも情熱だけでは生徒もなかなかついてこないでしょう。」 |
ふたご1 |
「勢いや情熱だけでなく別のものもあったわけです。 |
ふたご2 | 「なんですか別のもの。」 |
ふたご1 |
「それはやっぱりトムヤムクンじゃないですか。」 |
ふたご2 |
「は。」 |
ふたご1 | 「タイ人ならみんな大好きなトムヤムクン。 トムヤムクンと聞くだけで生徒達は瞬時にタクシン教諭の 言葉に集中してしまうわけです。」 |
ふたご2 | 「タイ人みんなが食いしん坊キャラじゃないでしょう。」 |
ふたご1 | 「タクシン教諭はその後もソム・タムやクィティアオ・パッタイや チューチー・プラー・ムック・ヤッサイなどを織り交ぜて授業を 猛烈にすすめていき、 」 |
ふたご2 | 「全部タイ料理ですか。」 |
ふたご1 | 「最後にはメコン川のほとりでエンディング。」 |
ふたご2 | 「なんですかエンディングって。 」 |
ふたご1 |
「ここで私は見ていた番組が実は『マチャミ・ビビアン・純一の |
ふたご2 | 「かもじゃなくてだったのでしょう。」 |
ふたご1 |
「アラブ首長国連邦のアブダビテレビでサハフ元イラク情報相が |
ふたご2 | 「あのイラク戦争の際に後ろに米軍の戦車が通っているのに 『米軍はバグダッドに来ていない』と言っていたサハフ元情報相ですか。」 |
ふたご1 | 「今すぐJAROに電話したほうがよさそうですね。 」 |
ふたご2 |
「中東は管轄外でしょう。」 |
ふたご1 | 「しかし彼も何も嘘を尽きたくてついたわけではないのです。 国家の要路者には時として嘘とわかっていながら嘘をつかねばならない 時もあるのです。時として真実よりも嘘のほうが人を救うこともあるのです。」 |
ふたご2 |
「まあ本当のことを言ってたらサハフ情報相の命はなかった |
ふたご1 |
「ですからフセイン政権が崩壊し、イラク政府からはなれた彼は |
ふたご2 | 「だから電話しても無駄ですから。」 |
ふたご1 |
「つまりサハフ元情報相こそが今、最も真実を語るのにふさわしい人物 |
ふたご2 | 「狼少年みたいなもんじゃないんですか。」 |
ふたご1 | 「彼には今まで嘘をついてきた代わりに、これからは人々に真実を 伝える仕事をしていってもらいたいのです。」 |
ふたご2 |
「じゃあまあこうやってイラク政府の内幕を語るとか。」 |
ふたご1 | 「あとは教育活動ですね。」 |
ふたご2 | 「また教育ですか。」 |
ふたご1 |
「最も重要な幼児教育に目を向けていただきたいですね。 |
ふたご2 |
「童話ですか。 」 |
ふたご1 | 「桃太郎。川から流れてきた桃から生まれた桃太郎は 暗くじめじめしたところで生息していたために、足には水虫が はびこり、 鬼が島でも石の下や倒木の下などに生息するのでした。」 |
ふたご2 | 「どこが真実だ。」 |
ふたご1 |
「金太郎。まさかり担いだ金太郎は熊と相撲をとるにあたって |
ふたご2 | 「そんな童話を聞かされて人はどうすればいいのだ。」 |
9月26日、安倍幹事長はハト派やタカ派というよりイヌ派(顔が) |
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