ふたご1 「今年の紅白歌合戦は、どちらかというとイカの仲間だそうですよ!」

ふたご2

「そんな頭足類に分類されるようなイベントは知りません。」

ふたご1 「シノブフーズが2006年3月から熱いごはんを使ったおにぎりを発売するそうです。」

ふたご2

「今まで冷たいご飯だったんですか。」

ふたご1

「コンビニ向けのおにぎりは、今まではたいたご飯をさましてから作っていたのだそうですが、シノブフーズがこのたび業界で初めて熱いご飯で作るそうです。」

ふたご2「熱いままつくるとどうなるんでしょうか。」

ふたご1

「熱いご飯を使って作るとふんわりとした食感が得られるのだそうです。」

ふたご2

「なるほど、だったら昔からそうしていればよいと思うのですが。」

ふたご1

「そのへんはやはりいろいろと工程上難しいところがあるのではないかと。」

ふたご2「なるほど。」

ふたご1

「しかしまあ、我々一般の人間はこういった身近なものでも作り方をよく知らないということがよくわかりますね。」

ふたご2「まあ考えたこともなかったですがおにぎりの作り方。」

ふたご1 「おにぎりのようなものでもこうですから、ほかのものはもっと意外な作り方をしているのではないかと思われます。」

ふたご2「そうなんですか?」

ふたご1「カップラーメンもカップに作ったラーメンを天日で乾燥させて作っているのではないのかもしれません。」

ふたご2「いやそれは絶対に違いますよ。」

ふたご1

「新聞も全身に記事を書いた記者を思いきり紙にぶつけて印刷しているのではないのかもしれません。」

ふたご2

「そんなバラエティに富んだ編集方針の新聞はありませんよ。」

ふたご1

「地球儀も会社の工場で創造主である神が『光あれ』と言って作っているのではないのかもしれません。」

ふたご2

「働かせるなよ神を。」

ふたご1

「部長待遇ですよ。」

ふたご2 「もうちょっといい待遇にしてください。」

ふたご1

「メグミルク札幌工場に、勝源神社が創建されたそうですよ。」

ふたご2「なんですか勝源神社。」

ふたご1

「北海道限定の乳酸菌飲料、『カツゲン』をご神体にした神社だそうです。カツゲンは受験生や勝負事への縁起担ぎとして広く飲まれているそうなので、その意味もこめてできたのだそうです。」

ふたご2

「なるほど。」

ふたご1 「しかしただの企画もの神社と一緒にしてはいけない計り知れないご利益がありそうなので、道民の皆さんはぜひご参拝を。」

ふたご2「そうなんですか?」

ふたご1

「カツゲンはなにしろ乳酸菌飲料なので、まつられている神の数ではおそらく世界一ですよ?」

ふたご2

「いや乳酸菌一つ一つが神なんですか。」

ふたご1

「靖国神社に大差をつけて世界一です。」

ふたご2

「こらこら。」

ふたご1

「胃の中に散っていった乳酸菌達に感謝の思いを込めて合掌。」

ふたご2「腸の中で生きていると言うのに。」

ふたご1 「一方愛知県には萱津神社という漬け物の神社がありましてこれが強力なライバルです。」

ふたご2「まあ漬け物にも乳酸菌はありますが、さすがに祭神が漬け物と言うことはないのでは。」

ふたご1

「学問の神である菅原道真が一生懸命学問をしていたように、漬け物の神なら一度ぐらいは漬かってみたことがあるのではないですか?」

ふたご2 「普通に考えれば漬けるほうでしょう。」
ふたご1

「なるほどそれが今の福神漬けなのですね。」

ふたご2

「それらしいことを言っているようですが、福神漬けは明治にできたので違いますよ。」

ふたご1 「しょうもないことを言っていると神罰が下りますよ。」

ふたご2 「当てはまりそうなのは丸ごとあなたですが。」

ふたご1

「明日お前が食うヨーグルトの乳酸菌は二倍になるであろう。」

ふたご2

「いいことづくめじゃないですか。」

ふたご1
「みつまたの槍を持っている真っ黒い格好をした乳酸菌であろう。」

ふたご2

「バイキンじゃないですか。」

 

ふたご1
「でも所詮ちょっと悪ぶってみたかっただけの乳酸菌のコスプレであろう。」

ふたご2 「悪に徹しきれないのか。」

12月9日、それにしてもメグミルクが雪印コーヒーなどを色物乳飲料と分類しているのはどうか

 

SAKANAFISHホームへ

過去のふたご対談