ふたご1 「ダイアモンドも、ブリリリアンカットだったら、どんなにすてきかしら!」

ふたご2

「ブリとやしきたかじん似の関西人のオカマですか。」

ふたご1 「アメリカのプリンストン大学のトドロフ准教授のグループが、有能だと思われる顔つきの政治家のほうが選挙に有利だという調査結果を発表したそうです。」

ふたご2

「やっぱり顔ですか。」

ふたご1

「これはたしかにそのとおりです。やはり政治家というのは顔が大事です。」

ふたご2 「そうなんですかね。」

ふたご1

「同じことを言っていても草刈正雄さんとレギュラーの西川くんでは信憑性も違ってくるでしょう。」

ふたご2

「草刈さんは別の意味で信憑性がなくなってきそうな気もしますが。」

ふたご1

「政治家が坂田利夫さんのような顔では今ひとつ信頼性にもかけるというものです。」


ふたご2 「今鈴木宗男さんという名前が頭をよぎりましたが。」

ふたご1

「中国の李肇星外相もよぎりませんでしたか。」

ふたご2 「確認しなくていいです。」

ふたご1 「韓国の盧武鉉大統領も整形手術をしたりしましたし、ウクライナのユシチェンコ大統領も、大統領選挙の際に毒物で受けたとされる顔の傷で選挙民の支持を得ました。小泉首相がこれだけ長期政権なのもやはり顔による印象が強いのです。民主党が政権を取れないのも岡田代表の顔が辛気臭いあたりに原因があるのかもしれません。」

ふたご2 「ほっておいてあげてくださいよ。」

ふたご1 「ブッシュ政権のスタッフもその辺を考えてあえて凶悪そうな顔の人ばかり集めていたという説もあります。」

ふたご2 「今まで聞いたどの陰謀説より説得力無いですよ。」

ふたご1

「しかし、これはよく考えるとたいへんなことです。政治という大切な問題を、選挙民が純粋な政策論議以外の要素で判断してしまうというのは誤りのもととなってしまいます。」

ふたご2

「そうかもしれませんねえ。」

ふたご1

「ドイツでもヒトラーが『美男のアドルフ』と呼ばれて支持を集めたということもあります。時としてそういう判断が悲劇的な結果を生み出すこともあるのです。」

ふたご2 「今考えるとちょっと想像がつかないですが。」

ふたご1

「そこで私は。政治家のお面制度を提唱したい。全ての政治家は立候補の際に、お面をつけて立候補することを義務付けるのです!」

ふたご2

「まあたしかに顔では判断されませんが。」

ふたご1 「そして政治家の双子の弟には、鉄仮面をつけて地下室に幽閉するのです!」

ふたご2 「それはしなくてもいいですよ。」

ふたご1

「グレート・サスケさんも憲政の神様と呼ばれることになるでしょう。」

ふたご2 「しかしいろんな時に本人確認するのもたいへんでしょう。」

ふたご1

「そういう時にはお面をとって見せればいいんです。」

ふたご2

「しかしその政治家の顔というのは誰も知らないじゃないですか。」

ふたご1 「そのへんはあとで証明できますから。」

ふたご2 「あとでって。」

ふたご1

「その後あわてて立ち寄った蕎麦屋に政治家のことを話せば、『その政治家っていうのは、こんな顔だったかい?』と見せてくれますから。」

ふたご2

「のっぺらぼうかっ!」

ふたご1

「北朝鮮の対外放送局平壌放送で、6月5日と6月6日、まったく同じ内容の放送が5時間半にわたって行なわれたそうです。」

ふたご2

「まったく同じですか。」

ふたご1

「かつて日本のKBS京都というテレビ局で、朝やったワイドショーを昼に再放送するということがありましたが、それに匹敵するミステリーです。」

ふたご2 「それもほっておいてあげてください。」

ふたご1 「同じテープを間違って流してしまったことによる事故だそうですが、天気予報やニュースまで同じだったのですから、聞いているほうは面食らったでしょう。」

ふたご2 「そりゃそうでしょうねえ。」

ふたご1

「株価の動きも昨日とまったく同じなので経済にも大きな影響が。」

ふたご2

「あるんですか株式。」

ふたご1

「ラジオ主体主義体操も昨日と同じで大きな影響が。」

ふたご2

「体操は同じでもいいのでは。」

ふたご1 「しかしこれでわかったことは、北朝鮮のラジオはほとんど収録だということです。」

ふたご2 「生放送はなかなかできないでしょうねえ。」

ふたご1

「ということはラジオならではの生電話相談も無いということです。」

ふたご2

「そうですね。」

ふたご1

「ということは金正日総書記も核問題などのあれこれを電話相談する機会が無いので、問題がここまで膠着しているのだといえるでしょう。」

ふたご2

「そんな相談で解決されてもねえ。」

6月10日、アンニョンハシムニカ!朴奉珠です!

 

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