ふたご1

「容疑者は被害者に殴る蹴るウサギ追いしかの山の望郷を働き」


ふたご2

「ふるさとは少林寺ですか。」

ふたご1
「コロンビアで交通事故を引き起こすわき見運転の原因が調査されたそうです。」

ふたご2

「はい。」


ふたご1

「一位が運転中の携帯電話の使用。」


ふたご2
「どこの国でもそうですね。」

ふたご1

「第二位が美しい女性に見とれてだそうです。」


ふたご2

「さすがは南米ですね。」


ふたご1

「なにしろ南米と言えば情熱の国ですから。」


ふたご2
「スペインじゃなかったですか。」
ふたご1

「南米と言えばカーニバルですから。」


ふたご2
「ブラジルは有名ですがコロンビアでもやってるんですか。」

ふたご1

「そして南米と言えばサッカーです。」


ふたご2
「それはありますが。」

ふたご1
「南米で美しい女性が危険なのはそういうわけもあるのです。」

ふたご2
「美しさとどう関係あるんですか。」

ふたご1

「そうなるとわき見運転の時間が長くなって事故につながる可能性も高まるじゃないですか。」


ふたご2

「時間が?」


ふたご1

「カーニバルやサッカーによって体力がきたえられます。そのために女性の運動能力が高くなりますね。」


ふたご2

「はあ。」


ふたご1

「走っている車と同じ速さで美しい女性が走っているのですから、そりゃわき見運転もするでしょう。」


ふたご2
「そんなに早く走る人間がいるかっ!」

ふたご1

「そういう先入観があるから、走っている人がいるとつい見てしまい、事故につながり、妻や子が路頭に迷うのです。」


ふたご2
「先入観も何もなあ。」

ふたご1

「ですから自動車運転の時には『かも知れない運転』が大切だと言われているのです。」


ふたご2

「そういうことですかそれは。」


ふたご1

「『車の横を同じ速度で美女が走っているかもしれない。』『車の横を井手らっきょが同じ速度で走っているかもしれない。』『カール君も走っているかもしれない。』『子カール君も走っているかもしれない。』」

ふたご2
「それがわかるのは日本の特定の年代の人だけではないですか。」

ふたご1

「『今まで俺は一心不乱に走り続けてきたかもしれない。』『その一方で何か大切なものを見失っていたのかもしれない。』『そろそろ自分自身を見つめなおしたほうがいいのかもしれない。』」


ふたご2

「何を言い出しているのか。」


ふたご1

「『その見つめるべき自分が車の横を同じ速度で走っているかもしれない。』」


ふたご2

「やっぱりわき見運転か。」


ふたご1

「アヲハタが、ジャムのOEM生産を増大させるそうです。」


ふたご2
「ジャムですか。」

ふたご1
「なんと50グラムびん24個入りを50ケースから生産するという小ロット注文にも応じてくれるそうです。」

ふたご2

「ははあ。」


ふたご1

「これで小規模な農園や果樹園などでもジャムを気軽に作れるわけです。」


ふたご2

「それはおみやげの幅が広がりますね。」


ふたご1

「もうこうなるとあちこちでジャムブームがまきおこるでしょう。」


ふたご2

「そうかもしれないですね。」


ふたご1
「さくらんぼ農家兼演歌歌手の大泉逸郎さん宅オリジナル『孫ジャム』。」

ふたご2
「孫をジャムにしたようで嫌ですよ。」

ふたご1

「主体主義国家兼ミサイル大好き国家の北朝鮮オリジナルの『松茸ジャム』。」


ふたご2

「きのこはジャムになるんですか。」


ふたご1
「高透明度湖兼霧湖の摩周湖オリジナル『マリモジャム』。」

ふたご2

「天然記念物じゃないか。」


ふたご1
「主食兼おやつのパンをジャムにした『パンジャム』につけてめしあがれ。」

ふたご2
「わざわざジャムにするな。」

6月23日、一人の少年を追いかけていた三斤のジャムが木の周りをぐるぐる回るうちにジャムになったことから、この州の名前は付けられました。(インド・パンジャブ州風土記)

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