ふたご1

「戦国時代の『リング』ではやはりのろしから雲のように出てきていたのですか?」


ふたご2

「大空に貞子の顔が浮かんで『ご愛読ありがとうございました』となっていたんじゃないスか。」


ふたご1
「イオンが旧ダイエー新潟店の地下食品売り場に出店することになったそうです。」

ふたご2

「食品売り場だけですか。」


ふたご1

「そうですね、進出はしたいがデパート全部出店となるとリスクとコストも増大します。それを食品売り場だけ出すことにより利益も上がり、町に定着すれば徐々に出店フロアを増大させることも可能ですし。」


ふたご2
「なるほど。」

ふたご1

「法律の改正により大規模店舗の出店が難しくなってきているそうなので、今後はこういった変則的な出店も増えるのではないかとも見られています。」


ふたご2

「そうですか。」


ふたご1

「たとえばテーマパークの中に出店するとかですね。」


ふたご2
「テーマパークですか。」
ふたご1

「ディズニーランドに百貨店屋上のプレイスペースを出店するとかですね。」


ふたご2
「あまりにもスケール差がありすぎて物悲しくないですか。」

ふたご1

「ディズニーランドなどの人気テーマパークはひとつのアトラクションも何時間待ちですよ。だからのれなかった人が10円で動く飛行機型乗り物や10円で動く微妙な笑いのパンダや10円で動く近くにいる有名な象とはちょっと違う象に乗って時間が潰せるわけですよ。」


ふたご2
「なんだか物悲しくなるだけですよ。」

ふたご1
「そのほかには水を使って服がぬれるアトラクションの近くに服屋を出店するとかですね。」

ふたご2
「まあそれは今でもTシャツとか売ってますからね。」

ふたご1

「水をはじく素材でできた、軽快ビジネススーツ19800円。」


ふたご2

「スーツでテーマパークを歩くなよ。」


ふたご1

「背中にはちゃんとキャラクターがプリントされているのでテーマパークで浮くことはありません。」


ふたご2

「ビジネスシーンで浮きますよ。」


ふたご1

「そんな時には背中に大きく『半額』のシールを貼れば。」


ふたご2
「現代社会全体で浮きそうですが。」

ふたご1

「ほかにもいろいろなところに出店できますね。」


ふたご2
「どこですか。」

ふたご1

「国会議事堂とかに食料品コーナーを。」


ふたご2

「なんでまた。」


ふたご1

「国会議員や国会議事堂職員の方の食費が試食コーナーで満たされますので税金の節約に。」


ふたご2
「みみっちい構造改革ですね。」

ふたご1

「お惣菜に半額のシールが張られる頃をみはからっての長時間の予算審議。」


ふたご2

「そっちのほうがお金の無駄遣いのような。」


ふたご1

「流れてくる音楽で、秋が終わるとすっかり全員ソフトバンクホークスファンに。」


ふたご2

「昔ダイエー系列のお店ではホークスが優勝するとずっとおうえんかをながしていたなあという古い話を言わないとわからない話はやめてください。」


ふたご1

「ヨーロッパの研究グループが世界心臓学会議で、心臓の動きを遠隔監視できるTシャツを開発しましたそうです。」


ふたご2
「心臓の動きですか。」

ふたご1
「シャツを着た患者の心臓データが転送されて心電図として記録される仕組みだそうです。日常生活での負担はなかなかわかりにくいものですから、こうしたシャツを使うことでモニターもしやすいわけです。」

ふたご2

「なるほど。」


ふたご1

「もっと進むとTシャツ自体にも反映されるようになるでしょうね。」


ふたご2

「Tシャツ自体?」


ふたご1

「心臓が通常時には通常時の模様、どきどきしている時にはどきどきしている模様になるのです。」


ふたご2

「はあ何のメリットが。」


ふたご1
「心臓の具合が悪そうだということが周りの人にもぱっとわかりますから、人命救助もしやすいわけです。」

ふたご2
「なるほどそれはよいかもしれません。」

ふたご1

「あ、あの人のTシャツに心臓の模様が浮かび上がってる!たいへんだ!」


ふたご2

「もうちょっとオブラートにつつんだ模様のほうがいいのでは。」


ふたご1
「腎臓の模様が!」

ふたご2

「別の臓器じゃないですか。いくらなんでも臓器柄のシャツはないでしょうと言ってるんですが。」


ふたご1
「焼肉屋さんの模様が!」

ふたご2
「誰がホルモンの話をしている。」

9月8日、ハツ恋。

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