ふたご1

「チューチューチューチュチュ♪バースのお嬢さん ヒゲがとっても似合うよ 吉田義男 ムッシュとよぼう〜。」


ふたご2

「時期も年代も何もかも外しすぎです。」


ふたご1

「オーストリアのウィーンで。」


ふたご2
「はい。」

ふたご1

「円滑な離婚への情報提供や支援を目的とした『離婚フェア』が開かれていたそうです。」


ふたご2

「離婚フェアですか。」


ふたご1

「なにしろウィーンでは、3組中2組が離婚しているという状況なのでやむをえないのです。」


ふたご2
「まあそこまで多いとやむを得ないんですかね。」
ふたご1

「たとえば弁護士事務所や探偵会社、DNA測定会社、そして離婚パーティのためのパーティ業者。」


ふたご2

「そんなに明るいもんですかね。」


ふたご1

「まあ2組のうち3組が離婚しているのだから仕方がありません。」


ふたご2
「仮分数になってるぞ。」
ふたご1

「むしろ離婚は新たなステップとして評価されているのです。」


ふたご2

「そうなんですかねえ。」


ふたご1

「だからマイケル・ジャクソン風のお面や出っ歯の男のお面も飛ぶように売れるわけです。」


ふたご2

「そんなお面かぶるパーティですか。」


ふたご1

「そして王様ゲーム。」


ふたご2

「コンパですか。」


ふたご1

「いえ、6回の結婚を繰り返し、離婚のために英国国教会を設立したというまさに離婚の王・ヘンリー8世ゲームです。」


ふたご2

「まあたしかに王様ですが。」


ふたご1

「ウインナーソーセージを彫刻して、誰が一番ヘンリー8世に似ているかを競うゲームです。」


ふたご2
「地味なゲームだなあ。」

ふたご1

「そんな中、二人だけフランスのカペー朝第5代国王・ルイ6世肥満王を彫り上げてしまう。」


ふたご2
「なんでそんな王を。」

ふたご1

「そんなたまたま気の合う二人が引かれ会ってしまうのも当然のいきさつではないだろうか。」


ふたご2

「まあたまたま出会うのはものすごく低い確率ではあると思いますが。」


ふたご1

「しかし、そんな二人の前に、フランク王国の王、カール3世肥満王を彫り上げた男が現れる。」


ふたご2
「また肥満王かよ。」

ふたご1

「はたして3人の恋の行方は?そしてスコットランド王マルカム3世大頭王のソーセージを持つ謎の人物の正体は?」


ふたご2

「やかましい。」


ふたご1

「次回、デンマーク国王ハーラル1世青歯王の歯の神経は死んでいるのか?乞うご期待!」


ふたご2

「何の話だ。」


ふたご1

「東レがすぐ乾く水着を開発したそうですよ。」


ふたご2
「すぐ乾くんですか。」
ふたご1
「水をはじく素材を組み込んだために通常の半分以下の時間で乾くとか。」
ふたご2

「へええ。」


ふたご1

「このようにスポーツ分野での素材は発達しているのです。」


ふたご2

「そうですねえ。」


ふたご1

「他のスポーツでもこの技術は応用されていくでしょう。」


ふたご2

「応用ですか。」


ふたご1

「たとえば泥汚れというのは、泥の水分によって服につくのです。」


ふたご2
「まあそうですね。」

ふたご1

「だから水を瞬間乾燥する素材を使えば、高校球児がヘッドスライディングしてもユニフォームはぴかぴかです。」


ふたご2

「なんだか一生懸命さが伝わってきませんね。」


ふたご1

「球児の体の汗も瞬間乾燥。」


ふたご2

「夏だというのにねえ。」


ふたご1

「敗れた球児の涙も瞬間乾燥。」


ふたご2
「ドライだなあ。」

11月2日、ツタンカーメン乾燥王。

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