ふたご1 |
「秋ナスとアディダスは嫁に食わすな。」 |
ふたご2 |
「食おうとする嫁も嫁です。」 |
ふたご1 |
「公費の無駄遣いが問題になることも多い昨今ですが。」 |
ふたご2 |
「よくニュースになりますねえ。」 |
ふたご1 |
「中国では、公費として使われた飲食費が1兆5000億円にも達したそうです。」 |
ふたご2 |
「食いましたねえ。」 |
ふたご1 |
「まあ地方の役所も併せた額でしょうが、それにしても膨大です。」 |
ふたご2 |
「そうですねえ。」 |
ふたご1 |
「12億の人口で割っても1万2500円です。」 |
ふたご2 |
「いや割られても。」 |
ふたご1 |
「1万2500円も出せば結構なものが食べられますよ。」 |
ふたご2 |
「まあそうでしょうが。」 |
ふたご1 |
「熊の手の小指ぐらいは食べられます。」 |
ふたご2 |
「何もそんな珍味を無理して食べなくても。」 |
ふたご1 |
「ツバメの巣のかけらやカットフカヒレの姿煮や北京うずらぐらいは。」 |
ふたご2 |
「しょぼいなあ。」 |
ふたご1 |
「それを最高級老酒をちびりちびりとやりながら食べるわけです。」 |
ふたご2 |
「そっちで金を使うのか。」 |
ふたご1 |
「中国の全人民で分け合ってもそれだけの贅沢ができるというのに、一部の役人だけで使ったらどれほどの贅沢ができるというものか。」 |
ふたご2 |
「まあそういうことになりますねえ。」 |
ふたご1 |
「もうどれだけ茶菓子をくらうことか。」 |
ふたご2 |
「茶菓子じゃ追いつかないでしょう。」 |
ふたご1 |
「まんじゅうの中に熊の手一個ずつ入れていったらあっという間ですよ。」 |
ふたご2 |
「一個でもいやです。」 |
ふたご1 |
「そして贅沢といえば酒池肉林ですよ。」 |
ふたご2 |
「中国の伝統ですね。」 |
ふたご1 |
「酒池肉林とは殷の紂王が行った贅沢で、干し肉を大量にぶら下げ、お酒で池を作ったものです。」 |
ふたご2 |
「よく考えるとだいぶ生臭そうな風景ですが。」 |
ふたご1 | 「ですからハエもたかり放題です。」 |
ふたご2 |
「いやだなあ。」 |
ふたご1 |
「そのハエを捕って食らおうとたくさんのコウモリがやってきます。」 |
ふたご2 |
「ますます陰惨な風景に。」 |
ふたご1 |
「ハエを食べたコウモリは糞をします。その糞からハエの目玉を探し出し、それをスープにします。」 |
ふたご2 | 「蚊じゃなかったですかそれ。」 |
ふたご1 |
「そのスープを毎日浴びるほど飲んでいるので、もう飲食費がかさんでかさんで。」 |
ふたご2 |
「人民に謝れ。」 |
ふたご1 |
「伊予銀行が、『飲酒運転をしません』という誓約書にサインをしたものに金利を優遇する自動車ローンの契約を始めたそうですよ。」 |
ふたご2 |
「はあそうなんですか。」 |
ふたご1 |
「しかしながら飲酒運転をしないというのは当然のことであって、そもそも飲酒運転をするような人が車を買っていいのかという話にもなります。」 |
ふたご2 |
「事故の元ですからねえ。」 |
ふたご1 |
「どうせならもうちょっと飲酒運転抑止に効果があるローンを考えるといいのではないでしょうか。」 |
ふたご2 |
「どういうローンでしょうか。」 |
ふたご1 |
「車内に蚊を大量発生させるとローンが割引になる『蚊ローン』です。」 |
ふたご2 |
「蚊?」 |
ふたご1 |
「酒に酔うと、人は蚊に刺されやすくなります。それを防ぐためにみんなお酒を飲まなくなるという寸法です!」 |
ふたご2 |
「飲まなくても刺される時は刺されるだろうに。」 |
ふたご1 |
「しかもその蚊をねらって集まるコウモリから糞を集めて、蚊の目玉のスープを作れるなど、一石二鳥!」 |
ふたご2 |
「蚊とコウモリだらけの車が走っている方が飲酒運転より危ないわ。」 |
3月9日、事務総長特別顧問(イラク復興問題担当)にガンバリ前政治局長(ナイジェリア)が任命される。ガンバレ。 |