ふたご1 |
「パイレーツ・オブ・家に紫檀!」 |
ふたご2 |
「そんな高級木材で家を造る海賊はよほどの大金持ちです。」 |
ふたご1 |
「韓国の泰安沖の海底で、高麗王朝時代の沈没船が見つかったそうです。」 |
ふたご2 |
「はい。」 |
ふたご1 |
「中には高麗時代の陶磁器がたくさん積まれていたということです。」 |
ふたご2 |
「高麗時代の磁器であればお宝ですね。」 |
ふたご1 |
「しかしそのきっかけというのが、たまたま捕ったタコの吸盤に青磁の破片が着いていたからだというのです。」 |
ふたご2 |
「そんな話があるんですねえ。」 |
ふたご1 |
「これは惜しいことをしてきたと気づきました。」 |
ふたご2 |
「なにがですか。」 |
ふたご1 |
「どうして今までタコを食べる時に、吸盤をよく調べなかったのでしょうか。」 |
ふたご2 |
「いやあの消費者の元に届くまでには洗われていると思いますが。」 |
ふたご1 |
「その吸盤に戦艦大和の破片がついていたなら、宇宙戦艦ヤマトの著作権を請求して大金持ちになれたのに。」 |
ふたご2 |
「たとえ大和を丸ごと引き上げても著作権はついてきませんよ。」 |
ふたご1 |
「豚足もよく調べておくべきでした。」 |
ふたご2 |
「構造上何か着いたままになったりしないと思いますが。」 |
ふたご1 |
「埴輪の破片が着いていたりしたら、古墳を見つけて大金持ちに。」 |
ふたご2 |
「埴輪はなんだかいやだなあ。」 |
ふたご1 |
「ミイラの破片が着いていたら、ピラミッドを見つけて大金持ちに。
」 |
ふたご2 |
「それにつながるからいやだと言っていたんですが。」 |
ふたご1 |
「つづらの破片が着いていたら、雀のお宿を見つけ、大きいつづらを開けて大金持ちに。」 |
ふたご2 |
「もし見つかっても小さいつづらを開けなさい。」 |
ふたご1 |
「もし犬が着いていたら、びわ湖わんわん王国をみつけて犬金持に。」 |
ふたご2 |
「もう2005年に閉園してます。」 |
ふたご1 |
「アメリカのハーバード大研究チームの調査によると、家族や友人が肥満している人は自分も肥満になる確率が高いそうです。」 |
ふたご2 |
「そうなんですか。」 |
ふたご1 |
「まわりの人が太っていれば、肥満に対する抵抗感が無くなると言うことだからだそうですね。」 |
ふたご2 |
「なるほどそれはありますね。」 |
ふたご1 |
「それに太った人とつきあって食事をしていれば摂取カロリーも増えるというものです。」 |
ふたご2 |
「それはそうですねえ。」 |
ふたご1 | 「つまり環境によって人間の体型や体調は変化すると言うことの証明でもあるわけです。」 |
ふたご2 |
「人間関係も環境のうちですからねえ。」 |
ふたご1 |
「このように、人間関係で影響がある例はほかにもあるのではないかと思われます。」 |
ふたご2 |
「なるほど。」 |
ふたご1 |
「たとえば、細かいことをがみがみ叱る上司がいるとストレスでものをたくさん食べてしまいます。」 |
ふたご2 | 「それはそうですね。」 |
ふたご1 |
「そしてセクハラ的な言動を繰り返し、年中風邪をひいている同僚。これもまたストレスがたまります。」 |
ふたご2 |
「それはきついですね。」 |
ふたご1 |
「そして食べるスピードが異常に速い同僚。」 |
ふたご2 |
「早食いすると太ると言いますね。」 |
ふたご1 |
「さらに当たり前で大して意味のないことを何度も繰り返し、そのあげく人のことを馬鹿だとののしる元同僚。」 |
ふたご2 |
「訳がわかりませんがとにかくいやですね。」 |
ふたご1 |
「そして体操が得意な伊達メガネの同僚。」 |
ふたご2 |
「伊達メガネ?」 |
ふたご1 |
「こういう人たちに囲まれ、人の注目を集める職場環境。そこに毎週毎週行かなければならないのです。」 |
ふたご2 |
「は。」 |
ふたご1 |
「その結果高木ブーさんはあんな体型に。」 |
ふたご2 |
「ドリフターズかっ!」 |
7月27日、ディスイズアペン。 |