ふたご1

「女性白身!」


ふたご2

「赤身とか黄身とかあるような言い方を。」


ふたご1

「アメリカのグーグルが、ニュース記事に対する反論機能を設置することにしたそうです。」


ふたご2
「そうなんですか。」

ふたご1

「ニュースの関係者が、報道されている事への反論を乗せることができるようになるということは報道の流れを大きく変化させることにもなります。」


ふたご2

「そうですね。」


ふたご1

「たとえばこれまで報道で悪者だと決めつけられるとろくに反論もできませんでした。」


ふたご2
「往々にしてそういう事態は起こりますね。」
ふたご1

「しかしこういう反論機能がつけばどうでしょうか。」


ふたご2

「一方的な報道に対して抗議ができますね。」


ふたご1

「『この新聞社では社員食堂で米しか出さないに違いない!』」


ふたご2
「それはどういう反論なんですか。」
ふたご1

「『ご飯ばかり食べていると頭が悪くなる。だからこのような頭の悪い記事を書く新聞社はご飯ばかり食べているに違いない。』」


ふたご2

「また古いものの考え方ですね。」


ふたご1
「そういう反論が書かれれば、栄養学者や農業団体が反論する記事をのせることもできます。」

ふたご2

「それはのせていきましょう。」


ふたご1

「『お米を食べると頭が悪くなると言うことには科学的根拠は無い。』」


ふたご2

「それはそうです。」


ふたご1

「『このような無責任な言説を流す論者はどうかしているのではないか。アホの坂田ではないのか。』 」


ふたご2

「アホ呼ばわりですか。」


ふたご1

「すると別の有識者が『アホの坂田氏は普段アホと言われると激怒する。アホの坂田氏を舞台以外でアホ呼ばわりするとは見識が欠けている。』と反論が。」


ふたご2
「何の有識者ですか。」

ふたご1

「そして別の有識者が『アホの坂田のテーマはメキシカン・ハット・ダンスという曲の引用だ。』」


ふたご2
「何の話ですか。」

ふたご1

「『アホの坂田はもうイグアナを飼っていない。』『アホの坂田はよしもと大運動会で末成由美を女として見ていた』などと侃侃諤諤の大議論に。」


ふたご2

「完全にアホの坂田の話になってるじゃないですか。」


ふたご1

「最終的にはみんなでアホの坂田のテーマを歌って大団円。」


ふたご2
「何が大団円か。」

ふたご1

「写真撮影・前田五郎。」


ふたご2

「もうええ。」


ふたご1

「田辺製薬がとろみのついた目薬を発売するそうです。」


ふたご2

「とろみ。」


ふたご1

「とろみのついた薬液が、コンタクトレンズに膜を作って乾燥を防ぐそうです。」


ふたご2
「それは画期的ですね。」
ふたご1
「考えてみれば今までとろみを軽視していたかも知れません。」
ふたご2

「どういう反省ですか。」


ふたご1

「今まで何気なく使ってきたものにもとろみさえつけていれば、あるいは…。」


ふたご2

「何が『…』か。」


ふたご1

「プールにもとろみをつけていればあるいは…。」


ふたご2

「さわやかさのかけらもなくなりますよ。」


ふたご1

「冬場に間違ってプールに落ちた熊やイノシシを捕らえて食料にできたのに。」


ふたご2
「どんな環境ですか。」

ふたご1

「とろみがついてないばかりに熊やイノシシはそのまま校舎にあがりこみ、教頭先生があんなことになってしまった…。」


ふたご2

「どんなことに?」


ふたご1

「だからプールにとろみをつけていきましょう。」


ふたご2

「そんなことを言われてもなあ。」


ふたご1

「そんなにとろみを軽視して、もしプール方面から装甲戦車集団がやってきたらどうするんですか。」


ふたご2
「それ以前にとろみがついたプールにわざわざつっこむ、とろみごときで動きを止める戦車がどうして学校に攻め入ってくるのかを教えてください。」

8月10日、第78SS装甲とろみ弾兵師団。

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