「mixi煮からは何も生まれないわ！」
「ソーシャルネットワーキングサイトを煮られてもねえ。」
「gooの実験サイト・gooラボがこども語辞書の公開を始めたそうですよ。」
「犬のことをわんわん、車のことをぶーぶーと言ったりするようなものです。」
「なるほど。」
「こういった言葉や、大人の言葉をどの程度の年齢で覚えていくかをデータベース化し、子供の言語能力の進展具合がわかるようにするというものです。」
「これで子供がいつ頃「ＧＡＴＴ・関税と貿易に関する一般協定」や「ＷＴＯ・ワルシャワ条約機構」などという言葉を覚えるかがわかりますね。」
「両方とももう無いですよ。」
「こう考えると大人語辞書も作らなくては。」
「普通の辞書があるじゃないですか。」
「いえ、どの言葉をどれくらいの年代で覚えるかという機能をつけたものです。」
「それはおもしろいかも知れませんね。」
「たとえばいつ頃から『最近の若い者は』とか言い出すとか。」
「よくありますねえ。」
「いつ頃から寒い日に『スー』と言い出すのか。」
「それは言葉ではないでしょうが。」
「いつ頃から『この大人語辞書、使えねえな』と言い出すのか。」
「おいおい。」
「こういった批判を謙虚に受け止められるようになってこそ、大人と言えるというものです。」
「『いやそんなことはないよ、結構使えるよ』。」
「反論まで。」
「理不尽な批判には反論できるようになってこそ、大人と言えるのではないでしょうか。」
「会話になってるんですが。」
「『指図するな』『指図じゃない、あなたのことを思って』『誰も頼んでねえよ』『素直になったらどう』。」
「『やっと自分の本当の気持ちに気づいたんだ』『えっ…』『結婚してくれ』」
「なんのドラマだ。」
「そして『たまの日曜ぐらいどこか行ったらどう』『んー』『もう、家ではろくにしゃべろうともしないんだから』につながるわけです。」
「やかましい。」
「菓子卸売り五社で作るお菓子マーケットプレイス社が、柳沢幸江和洋女子大教授野協力のもと、新たな指針を作るそうです。」
「なんですかそれは。」
「堅さですか。」
「今まで歯の弱い人は、せんべいを食べる時に堅いものかどうかというリスクに常におびえてきました。」
「そうなんですか。」
「しかし、これまではかんでみないとわかりませんでした。そのために歯や歯茎を痛めるという悲惨な結果に陥った方も多いと言います。しかし、この基準が確立すれば安心してお菓子が買えるようになるわけです。」
「まあそうですね。」
「たとえばかたさ度１なら、ああ綿菓子と同じやわらかさなんだなあと。」
「さらにかたさ度５なら、ダイアモンドとおなじやわらかさなんだなあと。」
「堅すぎやしませんか。」
「このように、正確な基準でせんべいを表現してほしい、それが消費者の願いです。」
「実質２から４じゃないか。」
「まあそんな堅いこと言わず。」
2月1日、２ ういろうと同じレベル ３ ひからびたういろうと同じレベル ４ 古代アトランティスの技術によって生まれ変わったういろう。
