するめ電車とは、するめを使ったするめで出来た電車のことです。
軽く、簡便でおいしそうな鉄道として愛され、かつては海に近い路線ではよく見られたものでした。
今回はそんなするめ電車にまつわる数々のエピソードを語ってもらいましょう。
1.するめ電車はどうして出来たの?
日本の鉄道の歴史は明治5年に新橋〜横浜間で営業運転が開始されたことに始まります。
その後、鉄道は急速に発展し、日本の交通を支えました。1906年には鉄道国有法が成立し、私鉄が多かった日本の鉄道も、『国鉄』の占める割合が多くなりました。その後、一時期鉄道省の管轄に置かれたため『省線』と呼ぶ年配の方もいらっしゃいます。昭和62年には国鉄が民営化され、JRとなりました。そんな中でするめ電車は生まれ、ひっそりと消えていきました。
2.するめ電車はおいしいの?
するめ電車は新鮮なするめいかを天日で乾燥させたするめを使っています。そのため風味もよく、お酒のお供に、子供のおやつに、夜食に、夜食の前の軽い食事に、夜食の後の軽い食事にぴったりです。
3.するめ電車は速いの?
近年の若者の傾向として、なんでも速ければいいという考え方があります。しかし、電車の旅というのは速さだけではなく、その過程を楽しむためのものです。
4.するめ電車はどういう原理で走っているの?
するめ電車が運行されている間、そのような質問は一度もありませんでした。このような質問がなされるということに、時代の流れの恐ろしさと残酷さを感じます。
5.結局、するめ電車というのは実在したの?
あの方が生きておられたらこのような日本にはならなかったでしょう。残念です。あまりにも残念です。もう日本はおしまいです。