高橋委員 |
くっ、爆発テロを許すなんて…。これは全世界の厚生労働行政に対する挑戦ね! |
レムミ助手 |
あっちのようでっす。 |
コンパニオン |
爆発現場付近はただいま非常線を張っております。関係者以外の方はお引き取りください。 |
高橋委員 |
日本の厚生労働省の高橋です。スタッフランクAAA、無制限通行許可を受けていますが。 |
コンパニオン |
爆発現場付近はただいま非常線を張っております。関係者以外の方はお引き取りください。 |
高橋委員 |
ちょっと、全然認証しないじゃないの。 |
レムミ助手 |
高橋さん、見た感じコンパニオンの様子がおかしいでっす。 |
コンパニオン |
爆発現場付近はただいま非常線を張っております。関係者以外の方はお引き取りください。 |
コンパニオン |
前のコンパニオン(参考画像・徳川黎明会所蔵)。 |
高橋委員 |
そういえば、目がつり上がって、配色もなんとなく悪っぽい…。 |
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おそらく、コンパニオンのシステムをクラッキングしたのだと思われまっす。困難だと思われていましたが、コンパニオンのウィルスチェックシステム自体をクラッキングしたのかも知れないでっす。 |
高橋委員 |
…なんてことっ…! |
レムミ助手 |
かくなるうえはやむをえません。強行突破でっす。 |
コンパニオン |
ぴー。敵対的行動感知。撃退モードに入ります。 |
レムミ助手 |
さあっ、はかせっ。 |
双葉博士 |
そうよ、敵なのよ、全世界があたしの敵なのよ、しょうがないのよ…。 |
レムミ助手 |
そんな、はかせを。 |
双葉博士 |
えっ? |
レムミ助手 |
ともえなげっ! |
双葉博士 |
ふぎゃぁああっ!? |
コンパニオン |
ぐしゃっ。ぴー。ぴー。ぴーーーー。 |
レムミ助手 |
さあっ、警戒システムが作動する前に早くっ。 |
高橋委員 |
丈夫な博士をもってよかったわね。 |
双葉博士 |
レムミっ!てめえこらあっ!! |
レムミ助手 |
ほら、あちらから煙がもくもくと。 |
高橋委員 |
消火システムは作動してるの? |
レムミ助手 |
どうもうまく作動してないようでっす。 |
高橋委員 |
ということは、消火システムもあるいは…。 |
レムミ助手 |
あれですっ! |
双葉博士 |
これは…金属板があちこちにちらばって…。 |
レムミ助手 |
爆発物に金属片を入れて殺傷力を増すのは、テロリストの常套手段でっす。 |
高橋委員 |
でも、火薬の臭いというより、これは…。 |
双葉博士 |
ガソリンの臭い? |
レムミ助手 |
ガソリンスタンドバイト暦2年の博士が言うなら間違いないでっす! |
高橋委員 |
どこに信頼を置いてるのよ。 |